メモ: この手順を実行するには、お使いのシステムが PhysX 対応になっており、SLI モードで実行できる GPU が 2 基以上搭載されていることが必要です。GPU が CUDA 用に選択されていることも必要です ([3D 設定の管理] ページの CUDA-GPU 設定を参照してください)。

PhysX GPU アクセラレーションを SLI 対応システムで使用する手順

  1. NVIDIA コントロール パネルのナビゲーション ツリー ペインの [3D 設定] で、[SLI と PhysX の設定] を選択して該当のページを開きます。

  2. [PhysX 設定] セクションで [プロセッサ] リストをクリックして、PhysX アクセラレーション用に使用する NVIDIA GPU を選択します。

    • [自動選択] を選択すると、PhysX に最も適したプロセッサを NVIDIA ドライバーに選択させることができます。

    • 選択した GPU を SLI レンダリングに使用せずに PhysX 専用にするには、[PhysX 専用にする] チェック ボックスをオンにします。

    GPU 設定ビジュアライザーに、保留中の PhysX 設定に加え、ディスプレイ接続とディスプレイの有効化状態が表示されます。PhysX クラウドは、すべてのアクティブ ディスプレイが PhysX のメリットを得ることを示すもので、PhysX 処理に使用される GPU を参照しています。ポインターがない場合は、CPU が PhysX 処理用に選択されていることを意味します。

  3. SLI 設定を選択します。

    [SLI 設定] で以下をクリックします。

    • 3D パフォーマンスを最大化する: 可能な場合に SLI レンダリングを有効にすることで、3D パフォーマンスの最大化を図る場合。

    • すべてのディスプレイをアクティブにする: すべての使用可能なディスプレイを有効にする場合。可能な場合は、SLI レンダリングも引き続き有効にできます。

    • SLI を無効にする: たとえば 3D プログラムとの互換性に問題がある場合などに、SLI レンダリングを無効にする場合。

    GPU 設定ビジュアライザーに、保留中の SLI 設定に加え、ディスプレイ接続とディスプレイの有効化状態が表示されます。SLI バーは、SLI モード (SLI、3 方向 SLI、Quad SLI、または 4 方向 SLI) を示し、SLI 用に使用される GPU を参照しています。

    メモ: GPU を PhysX 専用にした場合、SLI 設定を変更すると設定が削除される可能性があります。

  4. [適用] をクリックします。

複数のディスプレイが接続され、SLI モードが有効になっている場合

ゲームの表示に使用するディスプレイを選択できます。[複数のディスプレイの設定] ページを使用して、プライマリ ディスプレイとして使用する SLI ディスプレイを選択します。このディスプレイに接続される GPU は「プライマリ」GPU となり、その他はすべてプライマリ GPU のスレーブとして機能します。

SLI グループ内のいずれのディスプレイもプライマリ ディスプレイでない場合は、SLI アクセラレーションが適用されたゲームの表示に使用するディスプレイがドライバーによって選択されます。

SLI フォーカス ディスプレイとして使用するディスプレイ、またはフルスクリーン アプリケーション用のフル SLI アクセラレーションの適用先にするディスプレイを選択できます。[複数のディスプレイの設定] ページを使用して、プライマリ ディスプレイとして使用する SLI ディスプレイを選択します。ここで選択したディスプレイが SLI フォーカス ディスプレイになります。

SLI グループ内のいずれのディスプレイもプライマリ ディスプレイでない場合は、SLI フォーカス ディスプレイとして使用するディスプレイがドライバーによって選択されます。

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