多くの TV ディスプレイと HDTV ディスプレイでは、画像の端に表示されることのあるアーチファクト (テレビ番組のテキストやテレビ局のロゴなど) を隠すため、ビデオ イメージがオーバースキャン (拡大) されます。
ゲームや Windows デスクトップなど、オーバースキャンを必要としないコンテンツを表示する場合は、イメージの一部が切り落とされてしまう可能性があります。たとえば、Windows のタスクバーは画面からはみ出し、その一部が見えなくなる場合があります。
このページでは、すべてのコンテンツが画面に表示されるようにオーバースキャンを補正する方法について説明します。
PC をソースとして使用している場合は、ディスプレイ メーカーによって提供されたコントロール設定を使用してオーバースキャンを無効にすることにより最良の結果を得ることができます。
これらのコントロールがどこで見つかるかはメーカーによって異なります。次のガイドラインに従って正しいコントロールを見つけ、適切な設定を適用してください。
標準的なコントロールを見つけて調整する
リモコン、またはユーザー向けメニューの画像セクションで、"画像"、"P モード"、"縦横比"、"フォーマット" などのラベルが付いた設定を見つけます。
この設定を "1:1"、"スキャンのみ"、"フル ピクセル"、"スケーリングなし"、"画面のサイズに合わせる" などに設定します。
これで補正できない場合、またはコントロールが見つからない場合は、次のセクションを参照してください。
詳細設定を見つける
ユーザー向けメニューの画像セクションで、"HD サイズ"、"表示領域" などと呼ばれる設定を見つけます。
この設定はサブメニューや詳細設定メニューに含まれている可能性があります。
設定オプションを変更して、どのオプションが最良の結果をもたらすかを確認します。
設定を変更した後で、前のセクションで指定した設定を調整することが必要となる場合があります。
それでも満足のいく結果が得られない場合は、次のセクションを参照してください。
入力モードを指定する
一部のディスプレイには、ディスプレイに接続されたケーブルの種類にかかわらず、ディスプレイ接続を定義する入力モード設定またはラベルが用意されています。
入力モード設定またはラベルを見つけて、入力モードとして "PC"、"HDMI"、"DVI" のいずれかを選択または入力します。
設定を変更した後で、前のセクションで指定した設定を調整することが必要となる場合があります。
PC とディスプレイの間でレシーバーまたはビデオ プロセッサを使用している場合は、それらのコンポーネントも設定することが必要となる可能性があります。
メモ: これらの設定を調整する方法の詳細については、ディスプレイまたは機器のユーザー ガイドを参照してください。
設定を変更した場合は、デスクトップの端がディスプレイの表示領域の端と一致しているか、または、その内側に収まっていることを確認します。たとえば、タスクバーのすべての端が完全に表示されている必要があります。
NVIDIA コントロール パネルを使用すると、デスクトップのサイズを変更することによってオーバースキャンを補正できます。このテクニックは、ディスプレイのコントロールを使用してオーバースキャン設定を変更した後でディスプレイ設定を調整する必要がある場合、または、オーバースキャンを調整するためのコントロールがディスプレイにない場合にしか使わないでください。
方法については、「デスクトップのサイズを変更する手順」を参照してください。
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