カンファレンスでは、GPUによる医療、工学などの重要分野の革新について専門家が講演
2011年8月30日 - カリフォルニア州サンタクララ-NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、NVIDIAが世界的に展開しているGPU Technology Conference(GTC)シリーズの主要イベントのひとつ、「GTCアジア」について、その開催日時と場所を発表しました。このイベントは、GPUコンピューティングが科学領域や大学、商用アプリケーションの分野で実現する最新の成果や研究を中心としたものです。
次回のGTCアジアは12月14日と15日に北京の中国ナショナルコンベンションセンターで開催される予定です。イスラエル、日本、シンガポール、台湾におけるGTCイベントが幅広い業界と分野から数千人もの参加者を集めて成功したことをうけて開催されるものです。
プログラムは2日間の包括的なものとなっており、基調講演、ラウンドテーブルディスカッション、プレゼンテーション、新興企業サミット、ポスターセッション、チュートリアルのほか、60以上もの産業セッションが予定されています。セッションはGPUのパワーを活用して複雑な計算問題に対処したいと考えるデベロッパー、プログラマー、研究者を対象としたもので、すべて中国語と英語の通訳がつきます。
GTCアジアのハイライトは、以下のとおりです。
- 中国科学院過程工程研究所によるエクサスケールコンピューティングのワークショップ
- 北京ゲノム研究所(BGI)によるバイオメディカルやバイオインフォマティクスの並列処理に関するセッション
- 地下石油資源の探索をGPUで高速化する処理に関するセッション
中国科学院過程工程研究所のウェイ・ゲー(Wei Ge)教授は、次のように述べています。「科学分野のほぼすべてにおいて、今後の進歩を実現するためには、エクサスケールコンピューティングが重要な役割を果たすようになります。このすばらしい目標を達成するためには、高いレベルのコンピューティングパフォーマンスを推進する世界的なコラボレーションが必要です。主だった研究者、大学関係者、テクノロジストなどが一堂に会するGTCは、このような目標の実現を支援することのできる場となります。」
北京ゲノム研究所でハイパフォーマンス・コンピューティング・アプリケーションのトップを務めるワン・ビンシャン(Wang Bingqiang)氏は、次のように述べています。「GPUコンピューティングは、ゲノムの分野におけるイノベーションにおいて大きな可能性を秘めています。遺伝子のマッピングからDNA塩基配列の決定にいたるまで、一桁上のパフォーマンスで最新の研究プロジェクトに臨むことができれば、今までは実現不可能だった次世代のブレークスルーを研究者や科学者が実現できるようになります。」
GTCアジアには、さまざまな計算課題にGPUを活用するエンジニアや研究者、デベロッパーからそのようなイノベーションを実現するソリューションプロバイダーにいたるまで、幅広い専門家やイノベーターがGPUコンピューティングのエコシステムを網羅する形で集まります。カンファレンスで取り上げる分野としては、計算研究、スーパーコンピューティング、エネルギー探査、気候・気象、原子力・代替エネルギー、データ解析・金融、航空宇宙・自動車の設計、ライフサイエンスなどがあります。
なお、GTCアジアは、ASUS、CAPS、Dell、Hynix、Leadtek、Lenovo、Supermicro、PGI(The Portland Group)がスポンサーとなっています。
GTCアジアの詳細については、www.gputechconf.cnをご覧ください。中国ナショナルコンベンションセンターについての詳細は、www.cnccchina.com/en/ ご覧ください。
NVIDIAについて
NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米国で保有する特許は1,900以上で、近代的なコンピューティングの基礎となった発見や設計に関するものもあります。より詳しい情報については、www.nvidia.co.jp あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。
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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA GPUの機能、メリット、パフォーマンス、価格、影響、モダンコンピューティングに対する企業特許の効果など将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジーの開発あるいは既存の製品やテクノロジーの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2011年5月1日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。
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