2011年10月28日 - 北京 -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、12月14日に北京で開幕するGPU Technology Conference (GTC) Asia 2011において、世界で革新的なスタートアップ企業、6社のCEOがGPUコンピューティングの次なる波について解説をおこなうと発表しました。
登壇するのは、ハイパフォーマンスコンピューティング、コンピュータービジョン、モバイルコンピューティングなどの分野で新技術を活用する企業のCEOで、テクノロジー企業の役員やベンチャーキャピタリスト、ビジネスアナリストという構成のパネルを前に自社の事業戦略を紹介、検討します。このセッションは、中国ナショナルコンベンションセンターで2日間にわたって開催されるGTCアジアの新興企業サミットにおいておこなわれる予定です。
この「CEO on Stage」には、以下の6社が登壇します。
- カナダのAcceleware社。Acceleware社は、GPUを処理ツールとして活用し、電磁気、石油ガス、画像処理、ハイパフォーマンスコンピューティングなどのアプリケーションを高速化しています。
- 中国のZanqi Technology Development Cooperation(Zanqi)社。Zanqi社はGPUコンピューティング・ソリューションの大手サービス・サプライヤーです。特に大画面のディスプレイ・システム、プロジェクション統合システム、クラスタ・レンダリング、クラウド・サービス、ハイパフォーマンスコンピューティングなどを得意としています。
- 中国のGeomagic社。Geomagic社はデザイン、リバースエンジニアリング、部品検査、歯科分野、医療分野などのプロフェッショナルが利用しているGPUベースの3Dソフトウェアを提供するプロバイダーの大手です。
- 英国のMirriAd社。MirriAd社は、どのような動画に対しても好きな大きさのブランドイメージをオンデマンドでデジタル的に重ねて配信できるGPUベースのエンドツーエンド・ソリューションを開発した企業です。MirriAdのデジタル的なイメージ配置技術については詳細な検討がおこなわれており、制作面に大きくプラスになるとともに、ブランドイメージの浸透や向上に大きな成果があると実証されています。
- 中国のQiyi社。Qiyi社は、ネットワーク経由で高画質の動画を無償配信するサービスを提供する中国初のテレビポータルです。動画コンテンツは、すべて、中国国内で提供されているNVIDIA® Tegra®搭載機器できれいに見えるように最適化されています。
- 台湾のUbitus社。Ubitus社は固定とモバイルの融合アプリケーションに適したソフトウェア・プラットフォーム・プロバイダーの大手企業です。消費者にプレミアム・サービスを利用してもらうため、機器プロバイダーやサービス・プロバイダー、モバイル事業者、テレコム事業者などが利用するクラウド・コンピューティング・ソリューションをGPUベースで独自開発しました。
NVIDIA事業開発担当副社長、ジェフ・ヘルプスト(Jeff Herbst)は、次のように述べています。「新興企業サミットでは、GPUを活用する新興企業が成功のドアを開ける手助けをしてくれる業界『名士録』に載るような有力者に出会うことができます。」
Zanqi社CEOのウィズダム・メイ(Wisdom Mei)氏は、次のように述べています。「Zanqi社はNVIDIA GPUを使用したクラウド・レンダリング・プラットフォームについて最先端のラボを中国で初めて用意した企業です。新興企業サミットは、そうして得た我々のノウハウをアジアのGPUコミュニティと共有することができるいい機会です。」
MirriAd社CEOのマーク・ポプキヴィッツ(Mark Popkiewicz)氏は、次のように述べています。「MirriAd社にとって新興企業サミットは、事業の成長に必要な投資を獲得するチャンスだと考えています。開発の支援だけでなく、GPUベースの事業を生みだす機会の提供までしてくれるNVIDIAには、大変感謝しています。」
GPU Technology Conference Asiaの一部として開催される新興企業サミットは、グラフィックス・プロセッシング・ユニットを活用して既存のアプリケーションを高速化したり、新しいソリューションを生みだしたりする実例を目の当たりにできるすばらしいチャンスとなります。
GTCアジアへの参加申し込みは、//www.gputechconf.cn/page/registration-pricing-en.htmlからおこなえます。
早期割引の適用は11月13日までとなっています。
NVIDIAについて
NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米国で保有する特許は2,100件以上で、近代的なコンピューティングの基礎となった発見や設計に関するものもあります。より詳しい情報については、www.nvidia.co.jp あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。
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本参考情報に記載されている記述の中には、GTCアジア、関連イベントおよびモダンコンピューティングに対する企業特許の効果など将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジーの開発あるいは既存の製品やテクノロジーの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Qの2011年7月31日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。
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