NVIDIA、2012年会計年度第3四半期の業績を発表|NVIDIA
 

NVIDIA、2012年会計年度第3四半期の業績を発表

 
 
  • 売上高は前四半期の10億2000万ドルから4.9%増の10億7000万ドル
  • 純利益はGAAPベースで1億7830万ドル(希薄後1株当たり0.29ドル)、非GAAPベースでは2億1700万ドル(希薄後1株当たり0.35ドル)
  • GAAPベースの売上高総利益率は52.2%、非GAAPベースの売上高総利益率は前四半期の51.9%から52.5%に拡大、いずれも5四半期連続で記録を更新

20111110 - カリフォルニア州サンタクララ- NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、2011年10月30日を末日とする2012年会計年度第3四半期の業績を発表しました。2012年会計年度第3四半期の売上高は10億7000万ドルと前四半期比で4.9%増、前年同期の8億4390万ドルに対しては26.3%増となりました。

(単位:百万ドル
1株当たりのものを除く)

Quarterly Highlights

Q3FY12

Q2FY12

Q3FY12

Q2FY12

GAAP

GAAP

非GAAP

非GAAP

売上高

$1,066.2

$1,016.5

$1,066.2

$1,016.5

売上高総利益率

52.2%

51.7%

52.5%

51.9%

営業費用

$359.6

$351.3

$317.6

$306.0

純利益

$178.3

$151.6

$217.0

$193.5

1株当たり利益

$0.29

$0.25

$0.35

$0.32

米国GAAP (一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づく業績では、2012年会計年度第3四半期の純利益は1億7830万ドル(希薄後1株当たり0.29ドル)となりました。これに対し、前四半期の純利益は1億5160万ドル(希薄後1株当たり0.25ドル)でした。また前年同期の業績は、8490万ドル(希薄後1株当たり0.15ドル)の純利益でした。

株式ベース報酬、買収関連の無形資産償却、買収関連のその他の費用、およびそれらに伴う税額への影響を除外した非GAAPベースでは、2012年会計年度第3四半期の純利益は2億1700万ドル(希薄後1株当たり0.35ドル)となりました。これに対して前四半期における非GAAPベースの純利益は1億9350万ドル(希薄後1株当たり0.32ドル)、前年同期は1億1740万ドル(希薄後1株当たり0.20ドル)でした。

GAAPベースの売上高総利益率は52.2%で、5四半期連続で記録を更新しました。なお、前四半期は51.7%、前年同期は46.5%でした。非GAAPベースの売上高総利益率は52.5%で、同様に記録を更新し、これに対し、前四半期は51.9%、前年同期は46.8%でした。

NVIDIAの社長兼CEO、ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)は、次のように述べています。「NVIDIAの戦略がその成果を挙げつつあり、世界は視覚化とモバイル化のレベルを高めています。第3四半期にはゲームとプロフェッショナル向け市場での好調な需要を原動力としてGPU事業が加速しました。またモバイル事業には新しい機器の発売が寄与しました。Tegra 3ベースの携帯電話の契約獲得状況はTegra 2をはるかに超えており、来年にも大きな成長を見込んでいます。」

概要

2012年会計年度第4四半期については、以下のように予想されます。

  • 売上高はほぼ横ばいで、本第3四半期に対して2%程度の増または減となる見込みです。
  • GAAPおよび非GAAPベースの売上高総利益率は、本第3四半期のそれぞれの利益率から横ばいないし0.5パーセンテージ増となる見込みです。
  • GAAPベースの営業費用は約3億7200万ドル、非GAAPベースでは約3億3000万ドルとなる見込みです。
  • GAAPおよび非GAAP税率は、同四半期に単独で発生し得る税率に影響を及ぼすできごとの影響を除外して、いずれも14%から16%の間となる見込みです。

第4四半期の有形および無形資産の償却額は約5300万ドルから5700万ドルを見込んでいます。設備投資額は3000万ドルから4000万ドルの見込みです。

2012年会計年度第3四半期および最近のハイライト

  • NVIDIAは世界初のスーパーフォンおよびタブレット向けクアッドコアプロセッサであるTegra 3を発売し、PCクラスの性能をタブレットや携帯電話においても実現しました。同時にAsusは初のTegra 3ベースの機器となるEee Pad Transformer Primeの提供を12月に世界中で開始すると発表しました。
  • またNVIDIAとパートナー各社は、すでに発売されている8機種のTegra®ベースのスーパーフォンに加え、LG Optimus EX、LG Optimus BQ、およびMotorola Electrifyの3機種を発表しました。また13機種のタブレットも新しく加わり、総機種数は23に達しました。新しい機種にはAsus Slider、Sony Tablet S、Sony Tablet P、Toshiba Regza Tablet 7”、Acer Iconia A100、Sharp Galapagos、Dell Streak 10、Lenovo ThinkPad、およびサムスンのGalaxy Tab 8.9が含まれます。
  • NVIDIA Teslaプロセッサがオークリッジ国立研究所に選ばれ、20ペタフロップスを超える可能性を持つ、世界最速のスーパーコンピュータとなる予定の、新しい「Titan」に18,000台が使用されることになりました。

NVIDIAについて
NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米国で保有する特許は2,100件以上で、近代的なコンピューティングの基礎となった発見や設計に関するものもあります。より詳しい情報については、www.nvidia.co.jp あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIAの企業戦略、2012年会計年度第4四半期の財務に関するNVIDIAの予測、Tegra3プロセッサーの普及に関するNVIDIAの期待、コンピューティングに対するNVIDIA特許の影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパー ティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジーの開発あるいは既存の製品やテクノロジーの改 良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2011年7月31日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。 これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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