NVIDIA GPU、高性能なGPUコンピューティングを 新しいDell PowerEdgeサーバで実現
NVIDIA Tesla GPU搭載の新型Dellサーバ、 科学分野や産業分野の幅広い作業負荷を高速で処理
2012年3月6日 - カリフォルニア州サンタクララ －NVIDIA（本社：米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO： ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq：NVDA）は本日、第12世代Dell PowerEdgeサーバに初めてNVIDIA® Tesla™ GPUが搭載されることになったと発表しました。Teslaが搭載されるのは、ラックサーバとタワーサーバの2機種です。
Dellが新しく設計したGPU対応のPowerEdge R720サーバとPowerEdge T620サーバでは、計算研究に使用されるMathworks MATLABやコンピューター支援エンジニアリングに使用されるSIMULIA Abaqusなど、多くの計算処理を要求するさまざまな業界標準アプリケーションが高速処理できます。新型サーバは512コアのNVIDIA Tesla M2090 GPUとSandy Bridgeマイクロアーキテクチャー採用の最新型Intel Xeon E5/R CPUとの組み合わせになっており、ライフサイエンス、エンジニアリング、気象・天候など幅広い分野の科学的アプリケーションを高速処理することができます。
Dell社のサーバソリューション担当エグゼクティブ・ディレクター、ヴァージニア・スウィンク（Virginia Swink）氏は、次のように述べています。「超高性能でエネルギー効率が高いことから、GPUコンピューティングは最近人気で、普及が進んでいます。今回、DellのPowerEdgeポートフォリオにアクセラレーター技術を採用したことから、今後は、いままでにない利用方法が可能になるとともに、科学分野と一般という幅広いユーザー層に高い処理能力をお届けできるようになります。」
Dellの新型PowerEdge R720サーバは、最大で2基のNVIDIA Tesla GPUを搭載した完全統合型のx86システムとなります。このサーバは小型ながら、大幅な処理パフォーマンスの向上で高い作業負荷をこなすことができます。
デスクサイドやワークグループでの使用に適した新型PowerEdge T620サーバも、最大で4基のNVIDIA TeslaあるいはNVIDIA Quadro®カードが搭載可能で、Autodesk 3ds MaxやANSYS Mechanicalなど、デザインや構造解析のアプリケーションに最適です。
Tesla GPUはNVIDIA CUDA®並列コンピューティング・プラットフォーム採用の超並列アクセラレーターです。Tesla GPUはハイパフォーマンスコンピューティング、計算科学、スーパーコンピューティングに対応できるように基礎から設計したプロセッサーで、科学的アプリケーションや商用アプリケーションにおいてCPUのみのシステムよりも大幅に高いパフォーマンスを提供することができます。
NVIDIA Tesla GPUについての詳細は、NVIDIAウェブサイトをご覧ください。CUDAについての詳細は、CUDAウェブサイトをご覧ください。そのほか、NVIDIAニュース＆イベントにおいて、NVIDIA関連のニュース、会社や製品に関する情報、動画／画像など、さまざまな情報を提供しています。
新しいDell PowerEdge R720サーバとT620サーバは、Dellおよびそのチャネルパートナー各社から提供中です。詳しい情報はDellウェブサイトをご覧ください。
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