Mac用のパワフルなプロフェッショナルGPU、 デザインやコンテンツ制作のワークフローを劇的に高速化
New NVIDIA Quadro K5000 for Mac |
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2012年9月7日 - International Broadcasting Convention (IBC) 2012(アムステルダム) -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、Macプロフェッショナル向けに、グラフィックス性能と生産性を劇的に高められるNVIDIA® Quadro® K5000 for Mac Proシステムを発表しました。
Quadro K5000 for Macは世界最速、最高効率のGPUを生みだすNVIDIA Kepler™アーキテクチャーを採用し、Macintosh用としてかつてないほどパワフルなプロフェッショナル向けGPUに仕上がっています。史上最高のビジュアライゼーション能力と計算能力をデザイナーやデジタル・コンテンツ・クリエーターにお届けできる製品なのです。
NVIDIA Quadro K5000 GPU for Macの主な機能は、以下のとおりです。
- Cinema 4Kディスプレイをサポート(解像度は4096x2160)(1)。高解像度のシネマ・コンテンツを取り扱えるようになります。
- 新しいディスプレイ・エンジンで、4枚までのディスプレイを同時に駆動できます。(2)
- グラフィックス・メモリーは4GBを搭載し、デザインやコンテンツ制作のアプリケーションでも高速なインタラクティビティを実現します。
- NVIDIA Keplerアーキテクチャーを採用しており、FermiベースのQuadro 4000 for Mac に比べて消費電力を削減しつつ、主なコンテンツ制作アプリケーションで処理速度が2倍になります。(3)
- Quadro K5000 GPUは、1台のMac Proに最大で2基まで搭載できます。
- OpenGL、OpenCL、NVIDIA CUDA™をサポートしています。
Blackmagic Design社のCEO、グラント・ペティー(Grant Petty)氏は、次のように述べています。「NVIDIA Quadro K5000はOpenGLとCUDAの処理性能が高いため、DaVinci Resolve 9の共有GUIおよび画像処理GPUとして使うのに最適です。DaVinci Resolveを選ばれるアーティストにはそういう方が多いのですが、カラリストのみなさんも、システムからできるかぎり高いパフォーマンスを引きだそうとされます。Kepler GPUなら、1基をMac Proに搭載するだけで、4K画像の処理をリアルタイムでおこなえるようになります。」
NVIDIA Quadro K5000 for Macは、ビデオ編集、色補正、コンポジティング、デザインの可視化のほか、レイトレーシング3DレンダリングのGPUによる高速化といったプロフェッショナル向けアプリケーションに最適です。また、Apple Boot Campを使ってMicrosoft WindowsベースのプロフェッショナルPCアプリケーションを走らせた場合にも、Quadro K5000 for Macならパフォーマンスと機能をフルに活用できます。
NVIDIAのメディア&エンターテイメント業界担当役員、グレッグ・エステス(Greg Estes)は、次のように述べています。「Quadro K5000 for Macは、コンテンツ制作のワークフローを一変する力を持っています。Mac用として史上最高にパワフルなプロフェッショナルGPUなのです。その機能やパフォーマンスも高く、ワークフローが大きく変わるとともに、いままでは不可能だったほどのスピードでデジタル・コンテンツが制作できるようになるでしょう。」
NVIDIA Quadro GPUは、プロフェッショナルが必要とする高い信頼性と互換性、耐久性が提供できるように、NVIDIAが設計、開発、試験をしています。また、Quadro GPUは世界の大手ソフトウェア・プロバイダーに認められ、推奨されてもいます。
供給状況と価格
NVIDIA Quadro K5000 for Macは年内に発売する予定です。メーカー希望小売価格は188,000円 (税別)です。
NVIDIA Quadroワークステーション事業については、YouTubeにも情報があります。ツイッターは@NVIDIAQuadroです。
About NVIDIA
1999年、NVIDIAによるグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の発明が、世界中の人々にコンピュータグラフィックスの可能性を認識させることとなりました。今日、NVIDIAのプロセッサはスマートフォンからスーパーコンピューターまでの幅広い製品に、またモバイル・プロセッサは携帯電話、タブレット、および車載インフォテインメント・システムに搭載されています。なかでもPCゲーム分野ではリアリティあふれる仮想空間の実現によって多くのゲーマーを魅了しています。専門的な分野では、映画製作における高度な視覚効果や3Dグラフィックスをはじめ、ジャンボジェット機からゴルフクラブにいたるまであらゆるものの開発に役立っているほか、より高性能なコンピューターを必要とする先端科学の研究者にも利用されています。NVIDIAが保有する特許は申請中のものも含めると5,000件以上に上っており、近代的なコンピューティング技術の基礎となっているものも数多く含まれています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jpまたは日本語サイトwww.nvidia.co.jpをご覧ください。
1 HDMI 1.4 4K入力を持つディスプレイでCinema 4Kをサポート(4096x2160@24p)
2 ディスプレイ・コネクタを4基装備:DVI-DL×2基とDisplayPort 1.2×2基
3 NVIDIAの社内テストによる結果です。
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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA Quadro GPUに関する特許の影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Qの2012年7月29日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。 これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NVDIDVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。
Copyright® 2012 NVIDIA Corporation. All rights reserved. NVIDIA、NVIDIAのロゴ、CUDA, Kepler, およびQuadroは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標または登録商標です。その他の会社名および製品名は、それぞれの所有企業の商標または登録商標である可能性があります。機能、価格、可用性、および仕様は予告なしに変更されることがあります。