2013年3月7日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、人気のNVIDIA® PhysX® SDK(ソフトウェア開発キット)とNVIDIA® APEX® SDKでソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation®4をサポートしたと発表しました。
PhysXやAPEXは、リジッド・ボディや衣服、流体、粒子などの衝突検出やシミュレーションに利用します。対応するプラットフォームは、デスクトップPCからゲーム・コンソール、モバイル機器、ハンドヘルド機器まで広い範囲をカバーしています。
NVIDIA PhysXテクノロジ はリアルタイムな現実世界のエフェクトをインタラクティブなエンターテイメントに組みこむ物理演算ソリューションとして世界一の普及率を誇ります。PhysX開発環境では、インゲームのインタラクティビティをかつてないレベルでコントロールすることが可能です。
NVIDIA APEXテクノロジ を使用すれば、PhysXテクノロジによるコンテンツ制作を新たな次元まで拡大することが可能になります。APEXを採用すると、複雑な物理演算が可能な環境となり、破壊されるオブジェクトの量とビジュアルを大幅に拡大することができます。また、煙など、粒子をベースとした流体をゲームプレイに組みこむことや、キャラクターの体の動きに反応する衣服を表現し、ゲームのリアリズムを高めることなども行うことができます。
NVIDIAのPhysX担当プロダクト・マネジャー、マイク・スコロンズ(Mike Skolones)は、次のように述べています。「すばらしいゲーム体験の実現には優れた物理演算テクノロジが不可欠ですし、開発者にとってはマルチプラットフォームのサポートが不可欠です。今回、PlayStation®4についてもPhysXとAPEXがサポートされたわけで、今後は、さらに優れたゲームが登場するものと期待されます。」
PhysXとAPEXというNVIDIAのテクノロジは、両方とも、さまざまなCPUアーキテクチャに対応するとともに、CUDA®アーキテクチャ対応のNVIDIA GPU (GeForce 8シリーズ以上)で高速化が可能な設計となっています。
APEX SDKとPhysX SDKについての詳しい情報は、https://developer.nvidia.com/apexとhttps://developer.nvidia.com/technologies/physxをご覧ください。
GeForce GTX GPUを使うとゲームの楽しみ方がどれほど変化するのか、詳しい情報は、www.geforce.comをご覧ください。Flickrに用意したNVIDIAのページからは、全GeForce製品の写真もダウンロードすることができます。
About NVIDIA
1999年、NVIDIAによるグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の発明が、世界中の人々にコンピュータグラフィックスの可能性を認識させることとなりました。今日、NVIDIAのプロセッサはスマートフォンからスーパーコンピューターまでの幅広い製品に、またモバイル・プロセッサは携帯電話、タブレット、および車載インフォテインメント・システムに搭載されています。なかでもPCゲーム分野ではリアリティあふれる仮想空間の実現によって多くのゲーマーを魅了しています。専門的な分野では、映画製作における高度な視覚効果や3Dグラフィックスをはじめ、ジャンボジェット機からゴルフクラブにいたるまであらゆるものの開発に役立っているほか、より高性能なコンピューターを必要とする先端科学の研究者にも利用されています。NVIDIAが保有する特許は申請中のものも含めると5,000件以上に上っており、近代的なコンピューティング技術の基礎となっているものも数多く含まれています。当社の詳細については www.nvidia.co.jp または日本語サイト www.nvidia.co.jp をご覧ください。
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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA PhysXおよびNVIDIA APEXテクノロジの性能、恩恵、効果、NVIDIAのコンピュータ技術に関する特許の影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Qの2012年10月28日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。 これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NVIDIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。
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