2019 年会計年度第 4 四半期の業績予想を修正|NVIDIA
 

2019 年会計年度第 4 四半期の業績予想を修正

 
 
  • 第 4 四半期の売上高は、従来予想の 27 億ドルから 22 億ドルとなる見込み
  • ゲーミングおよびデータセンターの売上は予想を下回る
  • 経営陣は発表された業績について 2 月 14 日のカンファレンス コールで説明予定

カリフォルニア州サンタクララ (2019 年 1 月 28 日) -- NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、2019 年会計年度第 4 四半期の業績予想を修正しました。これは、ゲーミングおよびデータセンター用プラットフォームの売上が予想を下回ったことを受けたものです。

ゲーミングでは、仮想通貨ブームが去った後の過剰な流通在庫を反映して、NVIDIA では従来の第 4 四半期の予想を連続の減少としていました。在庫の減少とその事業への影響は、概ね経営陣の想定に沿って推移しています。しかし、マクロ経済の状況悪化が、特に NVIDIA のゲーミング向け GPU に対する中国の消費者の需要に影響を及ぼしました。また、最新の NVIDIA Turing™ アーキテクチャを使用した高性能 GPU の売上も予想を下回りました。これらの製品は、リアルタイム レイ トレーシングと AI によりパフォーマンスを飛躍的に向上させ革新をもたらすものですが、価格の下落を見込んだり、実際のゲーミングでの RTX 技術のパフォーマンスをさらに確認したいなどの理由から、購入を控える顧客もいるようです。

データセンターでも売上が予想を下回りました。顧客が慎重な姿勢を強めたことから、見込まれていた契約の幾つかが当四半期中にまとまりませんでした。こうした短期的な逆風はあるものの、AI および高性能コンピューティングにおいて NVIDIA が機会を有する市場規模は大きくかつ拡大しており、NVIDIA の競争力は無欠であると考えています。

NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「第 4 四半期は異例で困難に見舞われた四半期となりました。将来については、NVIDIA は戦略と成長の原動力に自信を持っています。NVIDIA の事業基盤は強固であり、かつてないほど明白になっています。NVIDIA が開発した高速コンピューティング モデルは、将来、コンピューティングに対する世界の飽くなきニーズを満たす最良の手段となります。NVIDIA が創出している市場 (ゲーミング、デザイン、HPC、AI および自律走行車) は重要かつ成長中であり、巨大になるでしょう。NVIDIA は、これらの全市場で戦略的に優位な立場にあります。」

昨今の市場環境を背景に DRAM その他の部品の在庫が過剰となったため、NVIDIA では修正後の売上予想について GAAP および非 GAAP ベースの売上高総利益率が約 1 億 2,000 万ドルの影響を受けると予想しています。

NVIDIA は、2 月 14 日に開催予定のカンファレンス コールで 2019 年会計年度第 4 四半期の業績と 2020 年会計年度第 1 四半期の業績予想を発表する予定です。

  2019 年会計年度第 4 四半期の従来予想 2019 年会計年度第 4 四半期の修正後予想
売上高 27 億ドル ±2% 22 億ドル ±2%
売上高総利益率 (GAAP ベース)
売上高総利益率 (非 GAAP ベース)
62.3% ±50bps
62.5% ±50bps
55.0% ±100bps
56.0% ±100bps
営業費用 (GAAP ベース)
営業費用 (非 GAAP ベース)
9 億 1,500 万ドル
7 億 5,500 万ドル
9 億 1,500 万ドル
7 億 5,500 万ドル
その他の収益および費用 (GAAP および非 GAAP ベース) 2,100 万ドル 2,500 万ドル
GAAP 税率および非 GAAP 税率 (個別項目は除く) 8% ±1% 6% ±1%

今回の修正は、本リリースの日付時点で経営陣が入手可能な情報に基づく見積りであり、NVIDIA の四半期末および会計年度末の標準的な決算処理の完了時にさらに変動する可能性があります。本修正は、2019 年 1 月 27 日時点の NVIDIA の財政状態または 2019 年 1 月 27 日に終了した第 4 四半期および 2019 年会計年度の業績を理解するために必要な全情報を提示するものではありません。2019 年会計年度末の決算処理を完了し、2019 年 1 月 27 日に終了した第 4 四半期および 2019 年会計年度の財務書類を完成させる課程で、NVIDIA は様々な分野で重大な判断を下す必要があります。NVIDIA では上掲の財務情報に対して調整を要する項目が発生する可能性があり、その変更は重大となる場合があります。NVIDIA では、第 4 四半期および 2019 年会計年度の決算発表 (2019 年 2 月 14 日に予定) の前にそうした財務情報についてお知らせする予定はありません。

株主宛ての書簡
NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) から株主へ宛てた書簡はこちらから入手できます。

カンファレンス コールおよび Web キャスト情報
2019 年会計年度第 4 四半期および同年会計年度の決算および財務見通しについてのアナリストおよび投資家とのカンファレンス コールを、2019 年 2 月 14 日の太平洋標準時午後 2 時 30 分 (東部標準時午後 5 時 30 分) に行う予定です。 カンファレンス コールのライブ Web キャスト (視聴のみモード) は、NVIDIA のインベスター リレーションズ Web サイトでアクセス可能です。

非 GAAP 財務指標について
当プレスリリースでは、米国 GAAP に基づく財務指標に加え、一部の項目については仮に見積った非 GAAP ベースの財務指標を使用しています。見積られた非 GAAP 財務指標には、売上高総利益率、営業費用、その他の収益 (費用) および支払法人税 (いずれも非 GAAP ベース) が含まれます。

これらの非 GAAP ベースの財務指標は、株式報酬費用、和解費用、買収関連費用、関連会社以外への投資による損益、減債償却に関連する支払利息およびこれらの項目に関連して発生する税金の影響 (該当する場合) を除外したものです。

仮修正された売上高総利益率 (GAAP ベース対非 GAAP ベース) および営業費用 (GAAP ベース対非 GAAP ベース) の比較は以下の通りです。

GAAP ベースの売上高総利益率 55.0%
株式報酬費用、和解費用およびその他の費用 1.0%
非 GAAP ベースの売上高総利益率 56.0%
 
  (単位:100 万ドル)
GAAP ベースの営業費用 $915
株式報酬費用、買収関連費用およびその他の費用 ($160)
非 GAAP ベースの営業費用 $755

NVIDIA では、非 GAAP 財務指標の提示は、NVIDIA の業績を全体として理解しやすくするものであると考えています。なお、NVIDIA が提示している非 GAAP 財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAP ベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIA が提示する非 GAAP 財務指標は、他社が提示する非 GAAP 財務指標とは異なる可能性があります。

NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/

NVIDIA の最新情報は、以下の方法で入手できます。
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NVIDIA の 2019 年会計年度第 4 四半期の修正業績予想、NVIDIA 製品に対する需要ならびに NVIDIA 製品の特長および性能、人工知能および高性能コンピューティングにおいて NVIDIA が機会を有する大きくかつ拡大する市場規模、NVIDIA の無欠の競争力、戦略および成長の原動力に対する NVIDIA の自信、NVIDIA の強固な事業基盤、将来世界のコンピューティング ニーズを満たす最良の手段となる高速コンピューティング モデル、NVIDIA が創出する市場の規模ならびにその重要性および成長性、NVIDIA の戦略的優位性など、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、NVIDIA 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に NVIDIA 製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手することができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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