RTX 6000 GPU がエンタープライズ ワークフローのパフォーマンスを 2 ~ 4 倍向上
世界中のメーカーから第 4 四半期に出荷開始
2022 年 9 月 20 日、カリフォルニア州サンタクララ — GTC— NVIDIAは本日、AI とシミュレーションを融合したニューラル グラフィックスの新時代を切り開く、新しい NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャをベースとした NVIDIA RTX™ 6000 ワークステーション GPU を発表しました。
リアルタイム レンダリング、グラフィックス、AI を提供する新しい NVIDIA RTX 6000 Ada 世代 GPU により、デザイナーやエンジニアは、より洗練されたデザインを構築および検証し、最先端のシミュレーション ベースのワークフローを推進することができます。アーティストは、より魅力的なコンテンツの制作や没入感のある仮想環境を構築し、ストーリーテリングを次のレベルに引き上げることができます。科学者、研究者、および医療専門家は、ワークステーションのスーパーコンピューティング パワーを使用して、命を救う医薬品と治療の開発を加速できます。前世代の RTX A6000 の最大 2 ~ 4 倍のパフォーマンスを提供します。
ニューラル グラフィックスと高度な仮想世界シミュレーション向けに設計された RTX 6000 は、Ada 世代の AI とプログラマブル シェーダー テクノロジを備えており、NVIDIA Omniverse™ Enterprise を使用してメタバース向けのコンテンツとツールを制作するための理想的なプラットフォームです。最新世代のレンダリング、AI、シェーダー テクノロジと 48 GB の GPU メモリを搭載した RTX 6000 により、ユーザーは非常に詳細なコンテンツを制作したり、複雑なシミュレーションを開発したり、説得力のある魅力的な仮想世界構築に必要な構成要素を形成したりすることができます。
NVIDIA のプロフェッショナル ビジュアライゼーション担当バイス プレジデントであるボブ ペティ (Bob Pette) は、次のように述べています。「ニューラル グラフィックスは、コンピュータ グラフィックスの革新の次の波を推進しており、コンテンツの制作方法と体験方法を変えるでしょう。NVIDIA RTX 6000 は、エンジニア、デザイナー、科学者のための新しい時代に力を与える準備ができており、メタバースで世界を構築するために必要な要求の厳しいコンテンツ制作、レンダリング、AI、およびシミュレーション ワークロードのニーズを満たします」
グローバル リーダーたちが注目する NVIDIA RTX 6000
Fox Sports のフィールド オペレーション担当シニア バイス プレジデントであるマイケル デイビス (Michael Davies) 氏は、次のように話しています。「NVIDIA のプロフェッショナル GPU は、AI を活用したフェイシャル アニメーションでゲームの伝説を生き返らせ、我々は世界中の野球ファンに他に類を見ない体験を提供できました。RTX 6000 が提供する驚異的なグラフィックスと AI パフォーマンスを利用できることを嬉しく思います。ライブ スポーツ放送の次世代を体現するのに役立つでしょう」
Grass Valleyの CEO、アンドリュー クロス (Andrew Cross) 氏は、次のように話しています。「放送局では、次世代のテレビ局の構築するために、ソフトウェアとコンピューティングの採用が進んでいます。新しいワークステーション GPU は真に革新的であり、パフォーマンスが 300% 以上に向上し、ビデオの品質と制作物の価値を向上させることができます」
Ansys のフェロー兼 HPC センター オブ エクセレンス リードの ディパンカー チョウドリー (Dipankar Choudhury) 氏は、次のように話しています。「新しい NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャにより、設計者とエンジニアは、エンジニアリング シミュレーションの限界を押し広げ続けることができます。RTX 6000 GPU のより大きな L2 キャッシュ、次世代コアの数とパフォーマンスの大幅な増加、およびメモリ帯域幅の増加により、幅広い Ansys アプリケーション ポートフォリオのパフォーマンスが大幅に向上するでしょう」
次世代 RTX テクノロジ
世界で最も先進的な GPU アーキテクチャである NVIDIA Ada アーキテクチャを搭載した NVIDIA RTX 6000 は、最先端の NVIDIA RTX テクノロジを備えています。特徴は次のとおりです。
- 第 3 世代 RT コア: 前世代の最大 2 倍のスループットで、シェーディングまたはデノイズ機能とレイ トレーシングを同時に実行。
- 第 4 世代 Tensor コア: FP8 データ形式の拡張サポートにより、前世代より最大 2 倍高速な AI トレーニング パフォーマンスを実現。
- CUDA コア: 前世代と比較して、単精度浮動小数点スループットが最大 2 倍向上。
- GPU メモリ: 48 GB の GDDR6 メモリを搭載し、最大規模の 3D モデル、レンダリング画像、シミュレーション、AI データセットの処理が可能。
- 仮想化: 複数の高性能仮想ワークステーション インスタンス用の NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) ソフトウェアをサポートし、リモート ユーザーがリソースを共有し、ハイエンドのデザイン、AI、およびコンピューティングのワークロードを実現。
- XR: 前世代の 3 倍のビデオ エンコーディング パフォーマンスを備え、NVIDIA CloudXR を使用して複数の XR セッションを同時にストリーミング可能。
発売時期
NVIDIA RTX 6000 ワークステーション GPU は、12 月に世界のパートナー から販売される予定です。
NVIDIA RTX の詳細については、NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) の GTC 2022 基調講演をご視聴ください。GTC に登録 (無料) して、NVIDIA や業界リーダーのセッションに参加してください。
NVIDIA について
1993 年の創業以来、NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、アクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアとして活動してきました。1999年の GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に拍車をかけ、コンピュータ グラフィックスを再定義し、現在の AI 時代の火付け役となりました。NVIDIA は現在、データセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業であり、産業のあり方を大きく変えています。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/