カリフォルニア州サンタクララ — GTC — 2023 年 3 月 21 日 — NVIDIA は本日、世界を代表する新エネルギー車 (NEV) のメーカーである BYD が、同社のNEVにおいてNVIDIA DRIVE Orin™ 集中型コンピューティング プラットフォームの活用を拡大することを発表しました。 この強化されたパートナーシップにより、BYD は次世代の Dynasty および Ocean シリーズの車両の複数のモデルで DRIVE Orin の使用を拡大し、安全でインテリジェントな車両を市場に投入します。
NVIDIA の自動車担当バイス プレジデント リシ ダール(Rishi Dhall)は次のように述べています。「NVIDIA DRIVE Orin は、ソフトウェア デファインドの未来を構築しているグローバル モビリティのリーダー達と共に大きな成功を収めています。BYD との継続的な協力は、現在および将来のインテリジェント車両の集中型コンピューターとしての DRIVE Orin に対する業界の信頼の証です」
NVIDIA と BYD は、将来の自動車はプログラマブルであり、多くの組み込みコントローラー群から高性能集中型コンピューターに基づくものに進化し、車両の寿命全体にわたってソフトウェアの更新によって機能が提供および強化されるようになるという信念を共有しています。 DRIVE Orin のコンピューティング パワーは、多様で冗長なセンサーをリアルタイムで処理するために不可欠であり、自動車メーカーが車両の寿命全体にわたって新しいソフトウェア駆動型のサービスを開発しサポートするための十分なコンピューティング能力を提供します。
昨年生産を開始して以来、市場で最高性能の自動車グレードのプロセッサであるDRIVE Orin は、新世代の NEV、ロボタクシー、シャトル、トラックに最適な輸送業界の AI エンジンとしての地位を確保しつつあります。 業界の厳しい安全基準を満たすよう設計されたスケーラブルな DRIVE Orin プラットフォームは、1 秒あたり最大 254 兆回の演算を実行可能で、AI コックピットや自動運転機能を強化し、多数のディープ ニューラル ネットワークを同時に実行することで究極の安全性と信頼性を提供します。
BYD は、一連のEVに NVIDIA DRIVE Orin を採用するだけでなく、NVIDIA と協力して NVIDIA GeForce NOW™ クラウド ゲーム サービスを自社の車両に導入することで、車内体験を強化することを今年初めに発表しました。
Blade Battery、DM-i スーパー ハイブリッド技術、e プラットフォームなどの業界をリードする技術により、BYD は 2023 年 2 月現在、全世界で 370 万台以上の NEV を販売し、消費者により良いモビリティ体験を提供しています。
自動車やその他の業界における最新の技術革新についての詳細は、NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) の GTC 基調講演 のリプレイをご覧ください。 GTC に無料で登録して、NVIDIA とモビリティ リーダーによる複数のセッションにご参加ください。
NVIDIA について
1993 年の設立以来、NVIDIA (NASDAQ: NVDA) はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、メタバースの創造を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。詳細については、https://nvidianews.nvidia.com/ を参照してください。