NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、2023 年 7 月 30 日に終了した第 2 四半期の売上高が 135 億 1,000 万ドルになったことを発表しました。これは前年同期からは 101% 増、前四半期からは 88% 増となります。
米国 GAAP に基づく業績では、第 2 四半期の希薄後 1 株当たりの利益は 2.48 ドルで、前年同期からは 854% の増加、前四半期からは 202% の増加となりました。非 GAAP に基づく希薄後 1 株当たりの利益は 2.70 ドルで、前年同期からは 429% の増加、前四半期からは 148% の増加となりました。
NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「コンピューティングの新時代が始まっています。世界中の企業が汎用コンピューティングからアクセラレーテッド コンピューティングや生成 AI への移行を進めています」
「NVIDIAの Mellanox ネットワークおよびスイッチ テクノロジに接続された、NVIDIA GPU が、NVIDIA CUDA AI ソフトウェア スタックを実行し、生成 AI のコンピューティング インフラストラクチャを構成します」
「第 2 四半期に、複数の大手クラウド サービス プロバイダーによって、大規模な NVIDIA H100 AI インフラストラクチャが発表されました。また、主要なエンタープライズ向け IT システムおよびソフトウェア プロバイダーによって、NVIDIA AI をあらゆる産業に提供するためのパートナーシップが発表されました。生成 AI の導入を巡る競争が始まっています」
2024 年会計年度第 2 四半期に、NVIDIA は、株式買い戻し (750 万株を 32 億 8,000 万ドルで買い戻し) および現金配当で、33 億 8,000 万ドルの株主還元を実施しました。第 2 四半期末現在で、取締役会が承認した NVIDIA の株式買い戻しプログラムの残高は 39 億 5,000 万ドルです。2023 年 8 月 21 日、取締役会は、さらに 250 億ドルの株式買い戻し (期限なし) を承認しました。NVIDIA は当会計年度において株式買い戻しを継続する予定です。
NVIDIA は、2023 年 9 月 7 日を配当基準日として、2023 年 9 月 28 日に 1 株当たり 0.04 ドルを次回四半期現金配当として支払う予定です。
2024 年会計年度第 2 四半期の概要
GAAP ベース | |||||
---|---|---|---|---|---|
(単位: 百万ドル 1 株当たりのものを除く) | Q2 FY24 | Q1 FY24 | Q2 FY23 | Q/Q | Y/Y |
売上高 | $13,507 | $7,192 | $6,704 | 88% 増 | 101% 増 |
売上高総利益率 | 70.1% | 64.6% | 43.5% | 5.5 pts 増 | 26.6 pts 増 |
営業費用 | $2,662 | $2,508 | $2,416 | 6% 増 | 10% 増 |
営業利益 | $6,800 | $2,140 | $499 | 218% 増 | 1,263% 増 |
純利益 | $6,188 | $2,043 | $656 | 203% 増 | 843% 増 |
希薄後 1 株当たりの利益 | $2.48 | $0.82 | $0.26 | 202% 増 | 854% 増 |
非 GAAP ベース | |||||
---|---|---|---|---|---|
(単位: 百万ドル 1 株当たりのものを除く) | Q2 FY24 | Q1 FY24 | Q2 FY23 | Q/Q | Y/Y |
売上高 | $13,507 | $7,192 | $6,704 | 88% 増 | 101% 増 |
売上高総利益率 | 71.2% | 66.8% | 45.9% | 4.4 pts 増 | 25.3 pts 増 |
営業費用 | $1,838 | $1,750 | $1,749 | 5% 増 | 5% 増 |
営業利益 | $7,776 | $3,052 | $1,325 | 155% 増 | 487% 増 |
純利益 | $6,740 | $2,713 | $1,292 | 148% 増 | 422% 増 |
希薄後 1 株当たりの利益 | $2.70 | $1.09 | $0.51 | 148% 増 | 429% 増 |
ハイライト
前四半期の業績発表以降も、NVIDIA では以下の分野で躍進を遂げました。
データセンター
ゲーミング
プロフェッショナル ビジュアライゼーション
オートモーティブ
NVIDIA CFO によるコメント
NVIDIA のエグゼクティブ バイス プレジデント兼最高財務責任者 (CFO) であるコレット クレス (Colette Kress) による本四半期に関するコメントを、https://investor.nvidia.com でご覧いただくことができます (英語)。
カンファレンス コールおよび Web キャスト情報
2024 年会計年度第 2 四半期の業績と現在の財務見通しについてのアナリストおよび投資家とのカンファレンス コールは、NVIDIA のインベスター リレーションズ ウェブサイト、https://investor.nvidia.com でアクセス可能です。Web キャストは録音され、NVIDIA の 2024 年会計年度第 3 四半期決算についてのカンファレンス コールが開催されるまで再生できます。
非 GAAP 財務指標について
NVIDIA では、GAAP ベースの要約連結財務諸表に加え、一部の項目については非 GAAP ベースの財務指標を使用しています。使用している非 GAAP 財務指標は、非 GAAP ベースの売上高総利益、非 GAAP ベースの売上高総利益率、非 GAAP ベースの営業費用、非 GAAP ベースの営業利益、非 GAAP ベースのその他の利益 (費用) (純額)、非 GAAP ベースの純利益、非 GAAP ベースの希薄後 1 株当たり純利益あるいは利益、ならびにフリー キャッシュ フローです。また、現在と過去の財務指標が比較しやすいように、GAAP ベースの財務指標と非 GAAP ベースの財務指標がどのような関係にあるのかも明らかにしています。この情報を活用すれば、関連する GAAP 財務指標から、買収打ち切り費用、株式報酬費用、買収関連およびその他の費用、IP 関連費用、和解費用、拠出金等、関連会社以外への投資による損益、減債償却に関連する支払利息、および該当する場合には、これらの項目に関連して発生する税金の影響を除外することができます。フリー キャッシュ フローは、営業活動の収益から不動産や設備、無形資産に関連する購入費と不動産や設備、無形資産に関連する主な支払いの両方を差し引いた GAAP ベースのキャッシュ純額として算出されます。非 GAAP 財務指標の提示は、過去から続く財務状況の変遷を理解しやすくするものであると NVIDIA では考えています。なお、NVIDIA が提示している非 GAAP 財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAP ベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIA が提示する非 GAAP 財務指標は、他社が提示する非 GAAP 財務指標とは異なる可能性があります。
NVIDIA について
1993年の創業以来、NVIDIA(https://www.nvidia.com/ja-jp/) (NASDAQ: NVDA) はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、各種産業のデジタル化を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/
汎用コンピューティングからアクセラレーテッド コンピューティングおよび生成AIに移行する世界中の企業、生成AIのコンピューティング インフラを構成するCUDA AIソフトウェア スタックを実行するNVIDIA GPU、生成AIの採用レース、NVIDIAの株式買い戻しの継続計画、NVIDIAの次回の四半期現金配当、NVIDIAの財務見通しおよび2024年度第3四半期の予想税率; NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchip、NVIDIA L40S GPU、NVIDIA OVX、NVIDIA AI Enterprise、BlueField DPU、NVIDIA MGX、NVIDIA Omniverse、NVIDIA Spectrum-X、NVIDIA RTXワークステーション、NVIDIA RTX 6000 Ada GPU、NVIDIA Omniverse Enterpriseソフトウェア、NVIDIA H100 Tensor コア GPU、NVIDIA DGX Cloud AI、NVIDIA AI Workbench、NVIDIA AI Enterprise 4. 0、GeForce RTX 4060ファミリー、NVIDIA Ada Lovelace、DLSS、NVIDIA Avatar Cloud Engine、NVIDIA RTX Remix、NVIDIA RTX 5000、RTX 4500およびRTX 4000、NVIDIA DRIVE Orin; およびServiceNow、Accenture、VMware、Snowflake、WPP、SoftBank、Hugging FaceおよびMediaTekとのNVIDIAのパートナーシップの利点および影響、ならびにPixar、Adobe、AppleおよびAutodeskとのNVIDIAのAlliance for OpenUSDなど、本プレスリリースにおける一定の記載は、将来予測的なものが含まれており、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、NVIDIA 製品や協業企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に NVIDIA 製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手することができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。
© 2023 NVIDIA Corporation. All rights reserved. 無断複写・転載を禁じます。NVIDIA、NVIDIAロゴ、BlueField、GeForce、GeForce RTX、NVIDIA DGX、NVIDIA DRIVE Orin、NVIDIA Grace Hopper、NVIDIA Hopper、NVIDIA MGX、NVIDIA Omniverse、NVIDIA OVX、NVIDIA RTXおよびNVIDIA Spectrum-Xは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標および/または登録商標です。その他の会社名および製品名は、関連する各社の商標である場合があります。機能、価格、可用性および仕様は予告なく変更されることがあります。