- 最高のパフォーマンスを実現する AI 専用インフラのための NVIDIA Quantum-X800 InfiniBand
- すべてのデータセンターで AI に最適化されたネットワークを実現する NVIDIA Spectrum-X800 Ethernet
- NVIDIA ソフトウェアは、Blackwell、新しいスイッチ、BlueField-3 SuperNIC にコンピューティングを分散し、AI、データ処理、HPC、クラウドのワークロードを強化
カリフォルニア州サンノゼ – GTC – 2024 年 3 月 18 日 – NVIDIA は本日、大規模 AI 向けに設計されたネットワーク スイッチの新製品となる X800 シリーズを発表しました。
エンドツーエンド 800Gb/秒のスループットが可能な世界初のネットワーキング プラットフォームである NVIDIA Quantum-X800 InfiniBand および NVIDIA Spectrum-X800 Ethernet は、コンピューティングおよび AI ワークロードのためのネットワーク パフォーマンスの限界を押し広げます。 これらは、新しくリリースされた NVIDIA Blackwell アーキテクチャ ベースの製品ラインアップを含む、あらゆるタイプのデータセンターにおける AI、クラウド、データ処理、HPC アプリケーションをさらに加速するソフトウェアを特徴としています。
NVIDIA のネットワーキング担当 バイス プレジデントであるギラッド シャイナー (Gilad Shainer) は次のように述べています。「NVIDIA ネットワーキングは、NVIDIAの AI スーパーコンピューティング インフラのスケーラビリティの中核を担っています。NVIDIA X800 スイッチは、新しい AI インフラに不可欠な数兆パラメータ規模の生成 AI の実現を可能にするエンド ツー エンド ネットワーキング プラットフォームなのです」
Quantum InfiniBand と Spectrum-X Ethernet の初期採用企業には、Microsoft Azure と Oracle Cloud Infrastructure が含まれます。
Microsoft AzureのAIインフラ担当バイス プレジデントであるNidhi Chappell氏は次のように述べています。「AIは、データを知識へと変える強力なツールです。この変革の背後では、データセンターは高性能なAIエンジンへと進化し、ネットワーク インフラへの要求が高まっています。NVIDIA の新たなネットワーク ソリューションの統合により、Microsoft AzureはクラウドAIの限界をさらに押し広げるインフラを構築していきます」
Coreweave も早期採用企業の 1 社です。
究極のパフォーマンスを実現する次世代のスタンダード
Quantum-X800 プラットフォームは、AI 専用インフラに最高のパフォーマンスを提供する新たな基準をもたらします。 これには、NVIDIA Quantum Q3400 スイッチと NVIDIA ConnectXⓇ-8 SuperNIC が含まれており、これらを組み合わせることで、業界をリードする 800Gb/s のエンドツーエンド スループットを実現します。 これは、前世代と比較して 5️倍の帯域容量であり、NVIDIA の Scalable Hierarchical Aggregation and Reduction Protocol (SHARPv4) を使用したIn-Network Computingの性能は、9倍の 14.4 Tflops に向上しています。
Spectrum-X800 プラットフォームは、AI クラウドとエンタープライズ インフラに最適化されたネットワーク パフォーマンスを提供します。 Spectrum SN5600 800Gb/s スイッチと NVIDIA BlueField-3 SuperNIC を利用する Spectrum-X800 プラットフォームは、マルチテナントの生成 AI クラウドや大企業にとって不可欠な先進機能を提供します。
Spectrum-X800 はネットワーク パフォーマンスを最適化し、AI ワークロードの処理、分析、実行を加速することで、 AI ソリューションの開発、展開、市場投入までの時間を短縮します。 マルチテナント環境向けに特別に設計された Spectrum-X800 は、各テナントの AI ワークロードのパフォーマンスを確実に分離して、最適で一貫したパフォーマンス レベルを維持し、顧客満足度とサービス品質を向上させます。
NVIDIA ソフトウェアのサポート
NVIDIA は、数兆パラメータの AI モデルのパフォーマンスを最適化するためのネットワーク アクセラレーション ライブラリ、ソフトウェア開発キット、管理ソフトウェアの包括的なスイートを提供します。
これには、GPU 並列コンピューティング タスクを Quantum-X800 ネットワーク ファブリックに拡張する NVIDIA Collective Communications Library (NCCL) が含まれており、FP8 をサポートする SHARPv4 による強力なIn-Network Computing機能を活用し、大規模モデルのトレーニングや生成 AI のパフォーマンスを大幅に向上させます。
NVIDIA のフルスタック ソフトウェア アプローチは高度なプログラマビリティを提供し、データ センター ネットワークの柔軟性、信頼性、応答性を高め、最終的に全体的な運用効率を向上させ、最新のアプリケーションとサービスのニーズをサポートします。
エコシステムのモーメンタム
Quantum-X800 と Spectrum-X800 は、来年には、Aivres、DDN、Dell Technologies、Eviden、Hitachi Vantara、Hewlett Packard Enterprise、Lenovo、Supermicro、VAST など、世界中の幅広い主要なインフラおよびシステム ベンダーから入手可能となる予定です。