7 つのゲームが新しく NVIDIA Reflexに対応して低遅延を実現、新しいカテゴリの 1440p NVIDIA G-SYNC eスポーツ ディスプレイが登場

執筆者: Seth Schneider 投稿日: 2022年1月4日火曜日 | 特集記事 CES G-SYNC GeForce RTX GPU NVIDIA Reflex

ゲーマーやゲーム開発者は、システム遅延を削減することが素晴らしいゲーム体験の鍵であることを認識しています。これが、NVIDIA Reflex の低遅延エコシステムが過去 1 年間で驚異的に成長した理由です。Reflex は、『エーペックスレジェンズ』、『VALORANT』、『フォートナイト』を含むトップ 10 の競技向けシューターのうち 8 つのゲームでサポートされています。毎月、GeForce でプレイする2000 万人以上のプレイヤーが、Reflex ON で競技を行っています。また、プレイヤーがシステム遅延を簡単に測定できる Reflex Analyzer が、50 以上のマウスとディスプレイでサポートされています。

本日、7 つの Reflex 対応ゲーム、6 つの Reflex 対応マウス、次世代の 1440p G-SYNC eスポーツ ディスプレイを含む 6 つの Reflex 対応モニター、そして遅延の測定をこれまで以上に容易にする Reflex の新機能を発表しました。読み進めて、詳細をご確認ください。

Reflex が新しいゲーム ジャンルに拡大

多くのプレイヤーは、PC と戦うのではなく、ボスと戦うことを好みます。反応の良いゲームは、より没入感が高まり、イライラすることもなく、より正確に入力をすることができます。そのため、競技向けシューターは NVIDIA Reflex の低遅延ゲーミングをすぐに利用するようになり、現在 20 以上の競技向けシューターがこのテクノロジに対応しています。 しかし、プラットフォーマー、格闘ゲーム、シミュレーターといったジャンルのゲームも、同じようにシステム遅延の削減の恩恵を受けることができます。新たに 7 つのゲームが Reflex に対応し、低遅延ゲーミング テクノロジが新しいジャンルのゲームに広がっています。

NVIDIA Reflex が『ゴッド・オブ・ウォー』の応答性を向上

2018 年に登場した『ゴッド・オブ・ウォー』は、魅力的なキャラクター、優れたストーリー、魅惑的な世界の探索、めくるめくバトルやシークエンスなど、史上最高のアクション ゲームのひとつです。1 月 15 日には、強化されたグラフィックス、PC 専用の機能、HDR、NVIDIA の AI を活用してパフォーマンスを加速する NVIDIA DLSS テクノロジ、遅延を最適化する NVIDIA Reflex を搭載した PC 版が発売されます。

『ゴッド・オブ・ウォー』の高速なアクションと華麗なコンボは、ゲームの最も困難なチャレンジを克服する鍵です。お使いの PC のシステム遅延が大きいと、ゲームプレイが遅く感じられ、操作が反応しにくくなります。コンボは繋げにくく、トリッキーなジャンプはタイミングが合わず、体験はスローに感じられます。 NVIDIA Reflex は、応答性の良いゲームプレイを実現し、よりシビアなタイミングで回避とコンボを決めてボスを倒すことができます。

 

Reflex が『iRacing』で最小の遅延を実現

iRacing』は、実在の車とコースをミリ単位の精度でデジタルに再現した世界最高峰のオンライン レーシング シミュレーターです。NASCAR、IndyCar、スポーツ カー、オフロード トラック、World of Outlaws、グランプリ サーキットのプロ レーサーを含む、世界最高のレーシング カー ドライバーのトレーニングに使用されています。そして、世界中の人々がオンライン レースや eスポーツ チャンピオンシップに参加することができます。

正確さとミリ秒単位の反応時間が重要であることから、『iRacing』は NVIDIA Reflex に対応して、システム遅延を削減し、最も反応の良いドライビング体験を提供する予定です。

「実際にレース カーを設計するときには、ステアリング、スロットル、ブレーキ システムがドライバーの命令に対して高い応答性を持つことを保証するために、多大なリソースを費やしています」と、 Joe Gibbs Racing のコンペティション & エンジニアリング部門最高情報責任者のクリス ギリガン氏は述べています。「私たちの『iRacing』eスポーツ チームについても同じことが言えますが、物理システムを設計する代わりに、ドライバーの入力を最小限の遅延でシミュレーション エンジンに反映させなければなりません。ドライバー制御システム、シミュレーション エンジン、そしてビデオ ディスプレイの間のこの遅延を最小化することは、臨場感を提供する上で重要なだけでなく、ドライバーが仮想環境で車の制御スキルを磨けるようになります。」

「シミュレーション レースのテクノロジは常に進化しています。テクノロジの進化は、特にシム ホイールでより正確に走る能力を高めています」と、William Byron Racing の eスポーツ ドライバーで、2020 年の eNASCAR Coca-Cola iRacing Series チャンピオンのニック オッティンジャー氏は語っています。「これは、最高のパフォーマンスを発揮するために必要なことです。NVIDIA の Reflex テクノロジは、次のレベルに引き上げてくれるでしょう。早く体験してみたいです。」

さらに多くの Reflex 対応ゲーム

NVIDIA Reflex は、まもなくこれらの素晴らしいゲームで対応されます。

  • 『GRIT』 – Team GRIT が贈る究極の西部劇バトル ロイヤル ゲームです。西部最速のガンマンになろう。
  • 『Midnight Ghost Hunt』 – 特殊能力を駆使してハンターを倒すか、ハイテク機器を操ってゴーストを追い出そう。混沌としたマルチプレイヤーかくれんぼゲームです。
  • 『レインボーシックス エクストラクション』 – Ubisoft の協力型タクティカル シューター。戦略、ユニークな能力、反射神経を駆使して正確に狙いを定め、謎の生物「アーキエン」に立ち向かえ。
  • 『Ready or Not』 – 激しく戦術的なファースト パーソン シューター。SWAT の警察ユニットが、敵対的な状況を打開するために呼び出されます。
  • 『Super People』 – 最も反応が速いスーパー ソルジャーとなって、最後まで生き残れ。Wonder People が贈る特殊能力が使えるバトル ロイヤルです。

Reflex が 1440p G-SYNC の新しい Eスポーツ ディスプレイに登場

世界的な eスポーツの盛り上がりに伴い、eスポーツ ディスプレイの需要も年々倍増しています。1080p ディスプレイが、10 年以上にわたって eスポーツの覇権を握っていました。解像度が低いほど、より高いフレームレートとより速いリフレッシュレートが達成できたからです。しかし、現在のハイエンド GeForce RTX GPU は、eスポーツ ゲームを 1440p で 360 FPS を超える速度でレンダリングすることができ、業界は変化の時を迎えています。

本日、eスポーツ ディスプレイの新しいカテゴリで、eスポーツを次のレベルに引き上げます。1440p、27 インチ G-SYNC、最大 360Hz、新しい Esports Vibrance および Reflex Latency Analyzer を搭載するディスプレイが登場します。また、これらのディスプレイはデュアルフォーマットに対応し、1080p、25 インチでプレイすることも可能です。 1440p と 360Hz の新しい G-SYNC Esports ディスプレイにより、ゲーマーは妥協することなく最高のプレイをすることができます。AOC、ASUS、MSI、Viewsonicから間もなく発売される新しいディスプレイによって、eスポーツ モニターの未来がやってきます。

 

新しい 1440p G-SYNC Esports ディスプレイに加えて、NVIDIA Esports Vibrance と Reflex Analyzer を搭載した ASUS と Acer の 2 つの 4K ディスプレイを発表しました。

これらの新しいディスプレイの利点について詳しく知りたい方は、こちらの G-SYNC の詳細記事をご覧ください。

35 以上の Reflex 対応マウスが選択肢に

Reflex 対応マウスは、Reflex Analyzer 搭載ディスプレイと組み合わせることで、完全なシステム遅延を測定することができます。Reflex 対応マウスを Reflex 対応ディスプレイの適切な USB ポートに接続するだけで、すぐに使用することができます。本日、Alienware、AGON、CORSAIR、EVGA、および Logitech の 6 つのマウスが、新しく Reflex に対応することを発表しました。

NVIDIA Reflex 対応マウスの全ラインアップは、Reflex 対応製品ページをご確認ください。

遅延測定を自動化

GeForce Experience の次のリリースでは、Reflex Analyzer が自動的に構成され、ワンクリックで非常に簡単に遅延を測定できるようになります。必要なことは、マウスを Reflex 対応モニターの Reflex USB ポートに接続し、Alt + Rを押すことだけです。武器を切り替えたり、マズル フラッシュのない武器を使用したり、ゲームプレイ中の遅延を測定したりできます。

 

Reflex Analyzer のフラッシュ インジケーターは、GeForce Experience によって制御され、パフォーマンス オーバーレイが有効になっているときに表示されるようになります。Reflex 対応マウスを使用していれば、完全なエンドツーエンドのシステム遅延を測定できますが、Reflex 対応マウスを使用していなければ、PC + ディスプレイの遅延を測定できます。

Reflex Analyzer ディスプレイの自動構成は、Riot Games の『VALORANT』などの Reflex Analyzer 自動構成対応のゲームで利用できます。また、今月後半にリリースされる GeForce Experience と、最新の Game Ready ドライバーをインストールしてください。

進化を続ける Reflex

ファースト パーソン シューターに搭載された低遅延テクノロジは、今や低遅延ゲームの事実上標準のソリューションとなりました。Reflex はソフトウェアとハードウェアの最適化によって、システム遅延を積極的に削減し、ゲーマーは使いやすい Reflex Analyzer で最小の遅延設定を見つけることができます。

最新の Reflex 対応製品はこちらでご確認ください。また、Reflex の最新情報やアップデートにご期待ください。