NVIDIA Reflex が『ICARUS』を含む 4 つの新しいタイトルに対応され、ゲームプレイの応答性を向上

執筆者: Andrew Burnes 投稿日: 2022年5月23日月曜日 | 特集記事 G-SYNC GeForce RTX GPU NVIDIA Reflex

NVIDIA Reflex は、ゲームに欠かせません。 システム遅延が削減されると、アクションがより素早く実行され、マルチプレイヤー対戦での競争力がより高くなり、シングルプレイヤー タイトルでは応答性が向上します。最も人気のあるマルチプレイヤー ゲームや e スポーツ ゲームで利用でき、900 シリーズ以降の GeForce グラフィックス カードでサポートされており、ワンクリックで有効にできます。

Reflex は毎月 2,000 万人以上のプレイヤーに使用され、NVIDIA の最も成功しているテクノロジの 1 つになっており、その効果は広く知れ渡っています。また、利用するプレイヤーが増えるにつれて、採用する開発者も増えています。毎月、多くの開発者が NVIDIA Reflex をゲームに追加しており、すでに 35 を超えるゲームが対応しています。さらに 4 つのゲームが間もなく対応します。

 

COMPUTEX 2022 では、『ICARUS』、『My Time At Sandrock』、『Soda Crisis』、『Warstride Challenges』 に NVIDIA Reflex が追加されることが発表されましたまた、システム遅延を可能な限り小さく抑えるために、NVIDIA は次世代の 500Hz ディスプレイ テクノロジを初めて市場に投入します。

詳細については、続きをお読みください。

NVIDIA Reflex が 『ICARUS』 に近日対応

RocketWerkz シリーズの最大 8 プレイヤーまでの協力型 PvE サバイバル ゲーム、『ICARUS』は毎週新しいコンテンツのアップデートを行っています。6 月のアップデートの 1 つで NVIDIA Reflex に対応し、システム遅延を削減し、ゲームプレイの応答性を向上させる予定です。

 

GeForce RTX ゲーマーは、昨年 12 月に『ICARUS』のリリースととも対応された NVIDIA DLSS と RTX Global Illuminationを有効にすることで、『ICARUS』の体験をさらに向上させることができます。オプション メニューを数回クリックするだけで、パフォーマンスが最大 80% 向上し、リアルなライティングに驚くでしょう。詳細はこちらをご覧ください。また、『ICARUS』での NVIDIA Reflex のリリースにご期待ください。

『My Time At Sandrock』が NVIDIA Reflex に対応してアーリー アクセス開始

Pathea Games の『My Time At Sandrock』は、大ヒットした農業と生活シミュレーター『My Time At Portia』』の待望の続編です。サンドロックという名の砂漠のコミュニティを訪れ、駆け出しのビルダーとして活躍することになります。信頼できるツールセットを使用して資源を集め、機械を組み立て、荒れ果てたワークショップを整備して、町を経済的破滅の危機から救いましょう。

 

5 月 26 日に発売される『My Time At Sandrock』のアーリー アクセスでは、NVIDIA Reflex に対応する予定です。NVIDIA Reflex を使用することで、900 シリーズ以降の GeForce GPU でプレイするゲーマーは、1440p でシステム遅延を最大 34% 削減できます。

設定メニューで NVIDIA Reflex を有効にすることで、Sandrock で過ごす多くの時間が、より応答性の良いものとなり、最高の体験となるでしょう。

『Soda Crisis』が NVIDIA Reflex に対応

Team Soda と Bilibili の『Soda Crisis』は、高速で展開する横スクロール シューティング ゲームです。何度もリスタート ボタンを押すことになるような、悪魔のような難易度が待ち受けています。成功するためにピクセルパーフェクトな精度が必要となるときには、高いシステム遅延は文字通り命取りになります。

 

本日発売の『Soda Crisis』を GeForce GPU を使ってプレイすると、NVIDIA Reflex でシステム遅延を最大 23% 削減することができます。

システム遅延を大きく削減すると、コントロールやゲームプレイの応答性が大幅に向上するので、『Soda Crisis』を攻略する手助けとなるでしょう。

NVIDIA Reflex が『Warstride Challenges』で利用可能に

最近アーリー アクセスが開始されたシューティング ゲーム、『Warstride Challenges』で、血みどろの銃撃戦で悪魔の大群を電光石火の速さで吹き飛ばし、時間との戦いの中で、目の前に現れるあらゆる難題を乗り越えましょう。死んではリトライし、ますます激しくなるトライアルで最高スコアを獲得し、独自のランを作成して共有し、コミュニティによって作成された数百のレベルでベストを目指しましょう。

 

このシューターは、スピードとエイム精度が体験の中心となっており、NVIDIA DLSS と NVIDIA Reflex の追加をすることで、あなたの潜在能力を最大限に引き出します。両方の機能を有効にすると、1440p でフレームレートが 2 倍以上に向上し、システム遅延が最大 53% 削減されます。

次世代の 500Hz eスポーツ & NVIDIA Reflex ゲーミング モニター発表

2013 年に G-SYNC を発表してゲーミング モニターに革命を起して以来、NVIDIA はパートナー企業や AU Optronics などのパネル メーカーと協力して、より速く、さらに優れたディスプレイを開発してきました。10 年も経たないうちに、サイズ、速度、解像度のあらゆる組み合わせの G-SYNC ゲーミング モニターとテレビが登場しましたが、まだまだ進化は止まりません。

COMPUTEX 2022 では、NVIDIA G-SYNC ファミリの最新メンバーである ASUS ROG Swift 500Hz ゲーミング モニターが発表されました。この 500Hz ディスプレイは eスポーツ向けにゼロから設計されており、動きの鮮明さを最大限に高めるために、まったく新しい「E-TN (Esports TN) パネル」を使用しています。また、NVIDIA G-SYNC Esports Mode を搭載し、調整可能な Esports Vibrance 機能を利用することができます。もちろん、NVIDIA Reflex Analyzer に完全対応しており、NVIDIA Reflex マウスと GeForce GPU を使用した場合にエンドツーエンドのシステム遅延を測定できます。

500Hz G-SYNC eスポーツ ディスプレイは、さらに高速で応答時間が短くなっており、『CS: GO』『VALORANT』『オーバーウォッチ』『レインボーシックス シージ』などの競技向けゲームに特別に調整されています。この新しい最先端のディスプレイ テクノロジがターゲットの追跡を改善し、競技ゲーマーが敵をさらに早く見つけ出す仕組みを、以下のビデオでご覧ください。

 

G-SYNC ゲーミング モニターと同様に、高速なフレーム レートで動作することで、システム遅延を大幅に削減し、コントロールやゲームプレイの応答性を向上させることができます。また、NVIDIA Reflex 対応ゲームと組み合わせることで、システム遅延をさらに削減することができます。これは NVIDIA Reflex Analyzer 対応 G-SYNC eスポーツ モニターの機能を使用して測定できます。

システム遅延を削減することは、競技向けゲームやプロの eスポーツ プレイヤーだけでなく、あらゆるゲームとゲーマーにとってのメリットとなります。

12 月には、NVIDIA は The Meta と協力して、人気のエイム トレーナーである 『Kovaaks』を使って、誰もが高遅延と低遅延の違いを体験し、ゲームプレイがどのように改善するかを確認できるようにしました。私たちは、これを「システム遅延チャレンジ」と呼んでいます。

 

このチャレンジは、ユーザーごとにランダムに 85 ミリ秒、55 ミリ秒、25 ミリ秒という 3 つの遅延レベルで行われました。結果として、いくつかの明確な傾向が示されました。

まず、エイム スキルに関係なく、遅延の削減によってスコアが向上します。85 ミリ秒、55 ミリ秒、25 ミリ秒のパーセンタイル マーカーを比較すると、遅延が減少するにつれて、各パーセンタイルは右にシフトしています。これにより、すべてのユーザーのスコアが低遅延で改善されていることが確認できます。

次に、遅延が小さいほどプレイヤーの潜在能力が解放されます。曲線が高いスコアに向かってシフトしただけでなく、達成されたスコアの範囲が広がっています。85 ミリ秒では、プレイヤーのスコアは 0 ポイントから 35 ポイントの間でした。55 ミリ秒では、プレイヤーのスコアは 0 ポイントから 41 ポイントの間でした。そして、25 ミリ秒では、プレイヤーのスコアは 0 ポイントから 55 ポイントの間でした。これは、遅延が減少すると、より広範囲のスコアを達成できることを示しています。

最後に、遅延が小さいと、より困難なエイム タスクが可能になります。Latency Flicking テストにて、85 ミリ秒では 7.5% のプレイヤーが  1 発のショットもヒットすることができませんでしたが、25 ミリ秒では 1 発のショットもヒットすることができなかったプレイヤーは 4% でした。

システム遅延チャレンジは、プロだけでなく、Steam のすべての人に公開され、システム遅延が小さいことが、誰にもメリットとなるという結果が示されました。

ACER Predator X28 G-SYNC モニター発売

今すぐご利用の構成に追加できる高リフレッシュ レート モニターをお探しなら、新しい ACER Predator X28 をご確認ください。この 28 インチの 4K IPS の超薄型ベゼル モニターは、高速な 152Hz で駆動し、NVIDIA G-SYNC を搭載しています。さらに、NVIDIA Reflex Analyzer に対応しており、エンドツーエンドのシステム遅延を測定することができます。

Reflex 対応の G-SYNC ゲーミング モニターとディスプレイの一覧については、こちらをご覧ください。

NVIDIA Reflex Analyzer 対応の新しいマウスを発売

NVIDIA Reflex は、eスポーツの代名詞となっています。Reflex は最高の競技ゲームで利用可能となっており、Reflex 対応の G-SYNC モニターは、高いリフレッシュ レートと優れた画像の鮮明さを提供し、Reflex 対応のゲーミングマウスは、ゲームを向上させています。クリックからゲーム、ディスプレイまで、エンドツーエンドのシステム遅延を完全に測定するには、Reflex ゲーム、モニター、マウスが必要です。

今月は、2 つの新しい NVIDIA Reflex マウス、Cooler Master MM310 と Cooler Master MM730 が発売されます。どちらも G-SYNC Reflex モニターと連動し、エンドツーエンドのシステム遅延を測定するためのフル機能を備えています。

互換性のある NVIDIA Reflex アクセサリでシステム遅延を測定する方法については、こちらのガイドをご覧ください。

乞うご期待

これからも、新しい NVIDIA Reflex ゲーム、モニター、マウスが登場予定です。GeForce.com  で、今後のニュースにご期待ください。

また、COMPUTEX 2022 関連ニュースのまとめ記事もご覧ください。NVIDIA は、新しい NVIDIA DLSS および NVIDIA RTX 対応ゲーム、新しい GeForce RTX および NVIDIA Studio ノート PC などを発表しています。