2013 年、NVIDIA は G-SYNC を発表しました。これは画期的なモニター技術であり、画面のテアリングや V-SYNC の入力遅延がない滑らかな可変リフレッシュ レートでのゲームプレイをゲーマーに提供しました。G-SYNC 以前のゲーミング モニターは、発展が止まっていました。数十年前の技術と毎度おなじみ機能が使われていたのです。しかしながら、G-SYNC が発売されたことでゲーミング モニターは急速に進化しています。NVIDIA は、あらゆる G-SYNC ディスプレイが設定不要ですぐに使える可能な限り最良のゲーミング体験を提供できるように、エンドツーエンドの開発や認定テストなどで進化を支援しています。
GeForce コミュニティで大人気の G-SYNC は、多くのゲーマーが無駄をそぎ落とした、GeForce 対応の可変リフレッシュ レート (VRR) 体験を求めています。しかし、VRR の範囲は多種多様です。狭い VRR の動作範囲の場合、ゲームのフレームレートが狭く特定の範囲内のときにのみ VRR 機能が動作することがあります。 そのような実例は多くありません。ゲームのフレームレートは瞬間で大幅に変化するためです。
また、一部のモニターは正式な認定プロセスを受けません。ディスプレイ パネルの品質はさまざまで、他にも問題があり、ゲーマーは目立った品質向上を感じないことがあります。
しかしながら、良質のモニターも市販されています。そのようなモニターを GeForce ゲーマーに届け、G-SYNC 製品群を拡大する目的で、NVIDIA は「G-SYNC Compatible」を導入します。NVIDIA は、GeForce GTX 10 シリーズと GeForce RTX 20 シリーズのグラフィックス カードで基準の VRR 体験を実現し、それぞれの VRR 機能を自動的にアクティベートするモニターをテストすることで、ゲーミング体験を向上させる VRR モニターを GeForce ゲーマーが見つけ、購入できるようにします。
G-SYNC Compatible テストでは、VRR ゲーミングの間にブランク、パルス、フリッカー、ゴーストなど、画面の乱れがモニターに現れないことを検証します。また、少なくとも 2.4:1 の VRR 範囲 (例: 60Hz-144Hz) をサポートすることで、ゲームのフレーム レートを問わず、モニターが VRR で動作できること、初期設定で VRR を有効にし、ゲーマーに途切れのない体験を提供することを検証します。
G-SYNC Compatible モニターのサポートは今月の後半、2019 年最初の NVIDIA Game Ready ドライバーの公開をもって始まります。 既に 12 種のモニターが G-SYNC Compatible であると検証されています。NVIDIA は今後もモニターの評価を続け、サポート リストを更新する予定です。