NVIDIA Broadcast 1.4 は、バーチャル背景の強化により、アイコンタクトとビネット効果を追加します。

NVIDIA Broadcast は、ライブ配信やビデオ会議のためのツールで、あなたの部屋をホーム スタジオに変化させます。本日アップデートされた Broadcast では、アイコンタクトとビネットの 2 つのエフェクトが追加され、バーチャル背景などのエフェクトが改善されました。

Broadcast は、前年の 2 倍のアクティブ ユーザーを獲得し、強い勢いを維持しています。また、20 以上のパートナーが Broadcast のエフェクトをアプリに直接統合しています。Broadcast は、Acer、ASUS、GIGABYTE、MSI、Lenovo、Razer の一部のノート PC にプリインストールされており、マイク、ウェブカメラ、スピーカーで AI を活用した優れた体験をユーザーに提供しています。

アップデートされたバーチャル背景エフェクトは、OBS、Streamlabs、Elgato Camera Hub などのアプリでも直接利用することもできます。NVIDIA Broadcast ダウンロード センターで最新の再配布可能パッケージにアップデートすることで、強化されたエフェクトを利用することができます。

NVIDIA RTX GPU または GeForce RTX GPU をお持ちの方なら、今すぐ NVIDIA Broadcast を無料でダウンロードすることができます。

新しい「アイコンタクト」エフェクトは、話者の目を動かしてカメラ目線をシミュレートするもので、視線の推定と位置合わせによって実現しています。目は自然な色とまばたきを維持し、カメラから遠すぎる場所を見たときには機能が停止し、シミュレーションされた目と実際の目の間をスムーズに切り替えます。

アイコンタクトは、メモや台本を読みながら自分自身を撮影したい、カメラを直接見つめる必要がないようにしたい、といったコンテンツ制作者に最適です。ビデオ会議のプレゼンターは、相手の目を見て話すことで、聴衆とのエンゲージメントを高めることができます。

現在ベータ版ですが、コミュニティの皆さんと協力して、アイコンタクトの改善に努めたいと考えています。目の色と照明の組み合わせは何百万通りもあります。もし、テストして何か問題を見つけた場合や、この AI エフェクトのさらなる開発に協力したい場合は、ここからビデオを送ってください！ご協力お願いします。

Instagram などのアプリで見られるような「ビネット」エフェクトが Broadcast に統合されました。微妙な背景ぼかしエフェクトと組み合わせることで、ウェブカメラの映像で AI がシミュレートされたボケのビジュアルが得られ、ビジュアル品質を瞬時に向上させることができます。

また、「背景ぼかし」「背景交換」「背景の削除」の各エフェクトは、時間的な情報を用いてより優れたセグメンテーションと安定性を実現し、AI がより良い判断を下せるように強化されました。ネットワークが誤った場合でも、背景の一部が飛び出したり消えたりすることが少なくなりました。

バーチャル背景に関する問題がある場合は、こちらからビデオを送ってください。エフェクトの改善に活用します。

Broadcast は、コミュニティから最も要望の多かった 2 つの機能、カメラのミラーリングとウェブカメラのスクリーンショットを統合しました。カメラのプレビューの下にある「ミラー カメラ プレビュー」と「セルフィー」というラベルの付いた 2 つの新しいアイコンをご確認ください。

より多くの機能やエフェクトをご希望ですか？フォーラムで、懸念事項を共有したり、バグを報告したり、リクエストをお送りください。皆様からのフィードバックは、チーム全体にとって非常に貴重なものです。

アプリ開発者は、Maxine としても知られる 最新機能を含む NVIDIA Broadcast を動かす SDK を、アプリに統合することができます。CES 2023 では、NVIDIA Maxine は SDK のアップデートを発表し、新しいアイコンタクト機能、バーチャル背景の性能と品質の向上、話者注目機能を追加し、マイクロサービスとしても提供される予定です。さらに、最新のライブ ポートレート機能を試すための早期アクセスが開始されました。

Broadcast を使って音声とビデオを AI で強化し、配信、ビデオ チャット、ビデオ会議を次のレベルに引き上げましょう。