最新の GeForce Game Ready ドライバーでは、『Mortal Shell』の RTX アップデート当日から NVIDIA DLSS が対応します。NVIDIA DLSS により、4K 環境での『Mortal Shell』のパフォーマンスが最大 130% 向上します。
また、6 つの新しい G-SYNC Compatible ゲーミング モニター対応、『VALORANT』への NVIDIA Reflex サポート強化、OBS Studio での NVIDIA Broadcast のノイズ除去対応も含まれています。ドライバーをアップデートするには、GeForce Experience を起動し、「ドライバー」タブをクリックしてダウンロードとインストールをするだけです。また、最新の Game Ready ドライバーに含まれる機能の詳細については、下記をご覧ください。
『Mortal Shell』は Cold Symmetry 社がわずか 15 人で開発したシングルプレイのソウルライクなアクション RPG です。昨年 8 月に発売され、高い評価を得ています。4 月 15 日には RTX ゲーム アップデートがリリースされ、レイ トレースされたシャドウ、GeForce RTX プレイヤーのための NVIDIA DLSS が追加されています。
「オプション」から「映像」を選択し、「NVIDIA DLSS」を有効にすると、4K 環境でのパフォーマンスが最大 130% 向上します。
『Mortal Shell』のレイ トレーシングと NVIDIA DLSS 対応について、4K 環境でみる比較映像をご覧ください。
NVIDIA Reflex は、競技用シューティング ゲームのトップ 10 のうち 7 つを含む 12 以上のゲームでシステム遅延を低減します。有効にすると、数世代の GeForce GTX および RTX GPU で応答性が向上し、射撃がより速く発射され、敵の攻撃に対してより速く反応することができ、攻撃側の有利が最小限に抑えられるため、対戦ゲームで勝利する確率が高まります。
NVIDIA Reflex に対応しているタイトルでは、「オプション」の項目から「Boost Mode」を有効にすることで、CPU に負荷がかかる状況で NVIDIA Reflex の効果が改善され、GPU のクロック速度を上げ、GPU がフレームをより速くディスプレイに送信し、さらにシステム遅延を軽減することができます。
新しい NVIDIA Reflex SDK のアップデートにより、「Boost Mode」はレンダリング処理が要因となっている特定の CPU 負荷の高い状況において、システム遅延をさらに低減します。このような CPU 負荷の高い状況は、1 度に多くのオブジェクトを画面上にレンダリングする場合に発生します。
NVIDIA Reflex 対応のゲームで「Boost Mode」を有効にするには、Game Ready ドライバーを最新にする必要があります。『フォートナイト』での対応に続き、『VALORANT』でも「Boost Mode」が対応されました。「Boost Mode」を有効にすると、CPU に負荷がかかる状況において、システム遅延が最大 16% 減少し、応答性がさらに向上します。
最新のGame Ready ドライバーのインストールし、新しい「Boost Mode」をお楽しみください。NVIDIA Reflex の詳細については、NVIDIA Reflex ホームページをご覧ください。
Open Broadcaster Software (OBS) は、配信者にとって最も人気のある配信ツールであり、無料で様々な機能が使用でき、配信をカスタマイズすることができます。また NVIDIA Broadcast は、バックグラウンド ノイズを除去し、物理的なグリーン スクリーンを必要とせずに背景を取り除き、自動トラッキングによって配信者をフレーム内に維持する、配信サポート アプリです。
OBS は NVIDIA Broadcast のノイズ除去機能に対応しました。GeForce RTX ユーザーであれば、OBS 内のボタンを押すだけで、大きな音でキーボードを打つ音や、耳障りなマイクの雑音など、あらゆるノイズを自動的に除去することができます。
OBS Studio 27 の新しい β 版では、NVIDIA Broadcast Audio Effects 再頒布可能パッケージ、新しい Game Ready ドライバー、OBS Studio 27 のリリース クライアントをインストールすることで、ノイズ除去を使い始めることができます。または、近日公開予定の製品版 OBS Studio にも対応しています。
ノイズ除去を使用するには OBS を開き、「音声ミキサー」の「ソース」を右クリックして「フィルタ」を選択し、新しいフィルタ ウィンドウの左下にある「+」をクリックしてください。「ノイズ抑制」フィルタを選択し、リスト内の新しいフィルタをクリックし、「方式」のドロップダウンを展開して「NVIDIA Noise Removal」を選択し、背景のノイズの大きさに応じて強度を調整してから、フィルタ ウィンドウを閉じます。これでノイズ除去が有効になります。
NVIDIA の AI 技術を搭載した配信及び AR 技術は、Notch Builder、SteamFX、VoiceFX、また XSplit Broadcaster でも利用可能です。新しい SDK である NVIDIA Maxine のリリースにより、バーチャル コラボレーションやコンテンツ制作アプリにこれらの技術を追加することが可能になりました。詳しくはこちらをご覧ください。
SDK や既存ツールを使用することで、ゲーム開発者は新技術や新機能を迅速かつ容易にゲームに導入することができ、より優れたグラフィックス、より速いパフォーマンス、そしてより優れた体験をプレイヤーに提供することができます。
Unreal Engine 4 に NVIDIA DLSS プラグインが導入され、開発者が 1 日もかからずに NVIDIA のパフォーマンス ブースト技術を追加できるようになったことに続き、先日 NVIDIA DLSS が Unity にも導入されることも発表されました。
NVIDIA の開発者向けポータルでは、数多くの SDK やツール、開発者向けのさまざまソリューションが紹介されています。最近開催された GPU Technology Conference (GTC) では、さらに多くのSDK、ツール、ソリューションが発表されました。
それぞれ技術が、開発者がより良いゲームを作るのに役立ち、開発にかかる時間と費用を削減します。注目なのは、何百万ものダイナミックなライトを簡単に追加できる RTX Direct Illumination、リアルな反射した間接光を計算して追加できる RTX Global Illumination、そして現在オープン ベータ版が提供されているフォトリアリスティックな 3D シミュレーションおよびコラボレーション プラットフォームである NVIDIA Omniverse があります。
すべての詳細については、developer blog をご覧ください。また、ゲーマーに最高の体験を提供するために、紹介したさまざまな機能を利用したゲームについては、GeForce.com をご覧ください。
最新の Game Ready ドライバーでは、LG 製の TV を含む 6 台の新しい G-SYNC Compatible ディスプレイに対応し、ゲームをよりスムーズに楽しめる可変リフレッシュ レート (VRR) 体験を提供します。
メーカー | モデル | HDR | サイズ | LCD 種類 | 解像度 | VRR 幅 |
LG | 27GP950 | Yes | 27" | IPS | 3840x2160 (4K) | 60-144Hz |
LG | 2021 B1 4K Series | Yes | 77"/ 65"/ 55" | OLED | 3840x2160 (4K) | 40-120Hz |
LG | 2021 C1 4K Series | Yes | 83"/ 77"/ 65"/ 55"/ 48" | OLED | 3840x2160 (4K) | 40-120Hz |
LG | 2021 G1 4K Series | Yes | 77" / 65" / 55" | OLED | 3840x2160 (4K) | 40-120Hz |
LG | 2021 Z1 8K Series | Yes | 88" / 77" | OLED | 3840x2160 (4K) | 40-120Hz |
MSI | MAG301RF | Yes | 30" | IPS | 2560x1080 (WFHD) | 60-200Hz |
これらの新たに認証されたモニターとテレビは、ゲーマーが優れたゲーミング ディスプレイを探す際に、より多くの選択肢を与えてくれます。G-SYNC、G-SYNC ULTIMATE、および G-SYNC Compatible ディスプレイの一覧については、随時更新される G-SYNC 公式ページをご覧ください。
GeForce Experience のワンクリック最適設定では、お使いのハードウェアに合わせてゲームのオプションを即座に設定することができ、スムーズで最適なゲームプレイを実現します。1000 を超えるタイトルがサポートされており、前回の更新から新たに 2 タイトルが追加されました。
またクリエイター向けに、GeForce Experience は Blackmagic Design の DaVinci Resolve や Adobe Lightroom などのクリエイティブ アプリケーションの GPU アクセラレーション設定を自動的に有効にすることで、アプリケーションの最適化を行い、クリエイターが利用可能な最大の GPU アクセラレーションを利用できるようにします。現在、34 のクリエイティブ アプリケーションがサポートされていますが、今後も追加される予定です。
GeForce Experience では、ゲームプレイのキャプチャやストリーミング、スクリーンショットの撮影、ソーシャル ネットワークへの動画のアップロードなどが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
最新の GeForce Game Ready 466.11 WHQL ドライバーは、GeForce Experience を通じてダウンロード可能です。
最新の Game Ready ドライバーで技術的な問題が発生した場合には、GeForce フォーラムに詳細なレポートを投稿ください。NVIDIA カスタマー ケア チームより、サポートをいたします。また、このドライバーの全修正項目リスト、もしくは過去の問い合わせをお探しの方は、こちらをご覧ください。