今週の「In the NVIDIA Studio」では、RTX Remix を使用した『Portal: Prelude RTX』制作の舞台裏を紹介しています。
NVIDIA RTX IO が初登場、テクスチャの読み込みを高速化しファイル サイズを縮小
果てしなく広がるオープン ワールドでの高速なローディングとスムーズなナビゲーションは、ゲーマーや開発者の長年の目標でした。NVMe SSD の驚異的な性能をもってしても、この目標には手が届きませんでした。現代のゲーム エンジンは、従来のストレージ API の能力を超えており、新世代の入出力 (IO) アーキテクチャが必要とされています。
NVIDIA RTX IO の登場により、GPU ベースの高速なローディングとゲーム アセットの解凍が可能になり、ハード ドライブや従来のストレージ API に比べて IO 性能が大幅に加速します。NVIDIA RTX IO は、より小さなデータ パッケージのための GPU 解凍を活用し、より速いロード時間とより低い CPU 利用率を実現し、開発者が巨大で非常に詳細な世界を持つ新世代のゲームを作成できるようにします。
NVIDIA RTX IO は、無料の『Portal: Prelude RTX』MOD と共にデビューします。また、7 月 27 日発売の『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』にも搭載される予定です。
『Portal: Prelude RTX』では、NVIDIA RTX IO が常にオンになっており (メニューで切り替える必要はありません)、テクスチャのロード時間が大幅に短縮され、アセットのポップインを最小限に抑えることができます。