ゲームをプレイしていて、操作に対する応答がおかしいと感じたことはありませんか? そのような場合にはシステム遅延が高いのかもしれません。システム遅延とは、マウスやキーボードの操作とその結果となるディスプレイ上のピクセル変化 (マズル フラッシュやキャラクターの動きなど) との間の遅延です。システム遅延が高いほど、プレイヤーの操作に対するゲーム内での応答が遅れます。
応答性は精度の鍵です。
システム遅延が高い状態で FPS をプレイすると、敵に照準を合わせて発砲したのになぜか攻撃を外してしまう、という状況が生じます。こうした状況こそが、遅延のあるゲーム体験の一例です。その遅延の間に、敵が移動して照準から外れていたのです。遅延が低いほど、当たり判定の処理が改善されます。