富士フイルムでは、2018年に医療分野におけるAI技術ブランド「REiLI」を立上げ、多数の診断支援アプリケーションを上市している。本講演では、当社が未来の医療イノベーション戦略として、IT・AI技術を活用した高付加価値の製品によって医療従事者の体験を変え、「モノ」から「モノ+コト」による価値提供へ転換することで、当社独自の「唯一無二の医療バリューチェーン」形成を目指す取り組みをご紹介する。さらに、医療分野で培った技術や価値提供スキームなどの戦略をグループ全社に展開し、SVP2030の実現に向けた取り組みにも触れる。
主なポイント:
・AI技術による診断プロセスを支援し、診断ワークフローを向上させるための富士フイルムならではの強みを理解する。
・NVIDIA DGX、クラウドGPUなどのインフラやCUDAなどのソフトウェアを活用して開発してきたAI技術が、医療機器・医療ITソリューションと連携して、どのように臨床ワークフローを加速するかについての洞察を得る。
・新興国向けの健診センターNURAでの生成AIによる健診サービスの高度化への取り組みについて理解する。
・AI技術を活用して、「モノ」から「モノ+コト」による提供価値の循環・拡大するモデルを、生成AI技術の取込みでさらに拡張し、グループ内の主力事業へ展開する戦略について学ぶ。
レベル: 業界: 言語: Japanese
地域: